
コンクリート調査・診断で、材料面および構造面での健全性を評価します。
既存のコンクリート構造物や鋼構造物の健全度調査・診断を実施し、材料面および構造面での健全性を評価します。
建物診断は、マンション、オフィスビル、商業ビル、公共施設などに対し行いますが、それぞれ診断基準が異なります。
建物診断・構造物調査
マンションでは、長期修繕計画に基づいて10年から13年ごとに大規模修繕工事を実施します。修繕工事の前に建物診断を行い、修繕内容をどのように行なうか決めることになります。
オフィスビルでは、系列会社による建物診断が多く、これが重大な欠陥を見落とす結果となるケースもあります。
是非コンクリートの専門家に診断を委託して第三者からの意見も加えることをお薦めいたします。
商業ビルもオフィスビルと同じ考え方ですが、小規模な場合 問題が発生してから手を打つこととなり、これがかえってメンテ費用を大きくしてしまったり、最悪の場合 ビルそのものの寿命を短くしてしまいます。
公共施設は多様で、建物、道路、ホール、図書館、住居センターなどそれぞれ基準が異なる上、診断基準も厳しくなります。
当社では、様々なケースの建物診断をコンクリートの専門家の立場から実施してます。
ご相談は無料で承っています。先ずは「お問い合わせ」フォームからご連絡下さい。
- 構造上に問題がないか?(ひずみ、たわみ、変形、振動など)
- 仕上げ材に浮きや割れがないか?(ひび割、浮き、剥落など)
- 防水の寿命はまだあるか?(錆汁、エフロレッセンス(遊離石灰析出)、汚れ、すりへり)
- 隠れたところに瑕疵はないか?(カブリ不良など)
- 指摘箇所を改善するとしたら、費用はどの程度か?
マンションの場合
一般にマンション管理会社が、建物診断の見積もりを取り寄せ、マンション等の管理組合に提示することになります。しかし、2,3社から見積もりを取り寄せても、その見積の内容を比較することは簡単ではありません。
多くの場合、マンション管理会社に任せてしまうようです。建物の大規模修繕の基礎となる建物診断が適切なものでないと、過剰な修繕工事となったり、修繕工事がおろそかで後に大きな出費を余儀なくされることとになりかねません。
修繕工事の場合、予算内でできる範囲でリスクが有るのかどうか、リスクが有るとしたらどの様な問題、どの程度のリスクであるのか、こういったことを適切に提示できる建物診断が重要だと当社では考えています。
オフィスビル・商業ビルの場合
オフィスビルは、ビル所有会社またはビル管理会社系の会社が建物診断をしていることが多くみられ、そのため、コスト重視になりがちです。築10年以内のビルでは殆ど問題にならないでしょうが、20年以上経過するとビルの耐久性がはっきりして来ます。予め建物診断を行なっておくことによってメンテナンス経費が安く済むケースは多いものです。
公共施設の場合
主に地元の建築関係者へご相談されるケースが多いようです。設計施工は地元業者様にお願いされるとしてもコンクリートに関わる最新かつ広域の知識と経験をベースとした診断と調査については当社までご連絡下さい。
コンクリートの各種試験

テストピース

曲げ試験機
コンクリートの各種試験を実施しています。
- 材料試験
- 配合設計
- フレッシュコンクリートの特性試験
- 硬化コンクリートの物性試験
- 鉄筋コンクリートなどの耐荷力試験
- マスコンクリートの温度応力解析
圧縮強度 試験

コンクリートの物理特性の1つとして、圧縮強度の計測が行われます。